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《これは上顎の大臼歯です。》
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●頬側(外側)から見たところです。 |

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乳白色の部位が歯冠、象牙色の部分が歯根。
歯根の占める割合が大きいことがわかります。
根が2本あります。
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●口蓋側(内側)から見たところです。 |

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太くて長い根が一本あります。
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●隣接面から見た状態です。 |

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口蓋側の根の方が頬側の根より長めです。
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●少し下側から見たところです。 |

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上顎の大臼歯には、ご覧のように根が3本あります。
これは奥歯は、最も咬む力が加わるためであり、また、下顎の大臼歯による揺さぶる力に耐えるためでもあります。
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《これは下顎の大臼歯です。》
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●頬側(外側)から見たところです。 |

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下顎の大臼歯は、根は2本です。
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●頬側(外側)から見たところです。 |

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《これは上の前歯です。》
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●上の前歯を横から見たところです。 |

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歯冠に比べて歯根が長いことがわかります。
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●口蓋側(裏側)から見たところです。 |

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以上の写真から、歯冠に比べ歯根が大きく長いことがわかると思います。
これは、強力な咬合圧に耐えるためであります。
特に臼歯は食べ物を噛み砕き、噛み潰す働きを担うため歯根も2〜3本あるのが普通です。
第2、第3大臼歯では、癒合して1本に見えるものもあります。
この歯根を支えるものが、歯周組織と呼ばれるものであり、セメント質、歯根膜、歯肉および歯槽骨から成り立っています。
以上、歯周病を理解して頂きやすいように歯の写真を、お見せしましたが、いかに歯周組織に埋まっている歯根が大きくしっかりした物であるかが、おわかりいただけたと思います。
なお、写真でお見せした歯は本物ではなく、八戸市の荒町技工所様に、陶材を使用して製作してもらったものです。
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