大下歯科クリニック
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義歯(入れ歯)について
咬み合わせについて。

これは上下の顎の位置関係を再現できる咬合器というもので、無歯顎の患者さんの石膏模型がセットされています。

義歯(入れ歯)15

この状態から、いろいろな段階を経て総義歯を作り上げますので、咬み合わせが誤っていると非常に咬みにくい義歯が出来てしまいます。




それでは、どのようにすれば、ほぼ正確な上下の顎の位置関係を把握し再現出来るのでしょうか。
義歯(入れ歯)16 義歯(入れ歯)17
●下の顎提に装着する仮の義歯に、顎の動きを描記する器具をつけたもの。
●上の顎堤に装着する仮の義歯に、顎の動きが記録されるプラスチック板をつけたもの。


この仮の義歯を口の中に戻し、頭は動かさずに下顎を左右前後、出来るだけ大きく動かしてもらいます。
その結果プラスチック板に記録されたのが、下に示す写真です。
義歯(入れ歯)18 義歯(入れ歯)19
左の写真でプラスチック板の上方に矢印のような軌跡がわかるでしょうか。
その軌跡を赤いマジックでなぞったのが、右の写真です。
そして矢印の先の所に黒いマジックで印をつけました。



◆次に下のイラストを見てください。

イラスト01

赤い線が下顎の左右、前後の限界の動きを示す軌跡です。
すなわち、下顎は赤い線の中(黄色い部分)のどこでも咬むことが出来るわけです。
良い義歯を作るには、この中で客観的に安定した位置を見つけなければなりません。
そしてそれは、いつでも再現出来る位置でなくてはなりません。
それが上の写真で示した黒いマジックの印の位置なのです。



上記のような過程を経て実際に使用する人工歯を配列した仮の義歯が咬合器に装着されている状態です。
義歯(入れ歯)20

義歯(入れ歯)21


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